シルクラメの極小財布と世界的にも希少な手縫いの道具。

本日よりお取り扱いのはじまった新作の極小財布。
西陣織の種類が増えて、全部で4種類となりました。

「Thunder(サンダー)」は、稲光をモチーフに新たに創作された文様です。
伝統的な西陣織とは異なる、抽象的でシャープなイメージ。
「アニマル柄?」など、いろいろ見立てていただける楽しい柄です。

「Arabesque(アラベスク)」は、漆黒の正絹地に浮かび上がる繊細な唐草が魅力的な文様です。
さりげなく織り込まれた極細の箔糸がまるで黒大理石の中の雲母のように静かにきらめく様子は、
時を忘れてじっと眺めていたくなります。

「Thunder」と「Arabesque」には、シルクラメという高価な糸を使用しています。
絹を下地に箔をコーティングした糸で、優しく品のある輝きかたをします。
実物を手にとって見ていただきたいなあと思います。


そして、

sunaoの極小財布には、目打ちと呼ばれる皮革工芸の道具を使っています。
東京・岩田屋工具店の日本刀と同じ火造りという製法で作られた伝統的な道具です。

鉄製の櫛の歯の先は鋭く尖っていて、
革に等間隔の穴を開けることができます。
目打ち自体はよくある道具なのですが、
ここまで櫛の歯の細かなものはとても希少。

エルメスの手縫い工具を制作しているVergez-Blanchard社でも、
ここまで間隔の細かなものはラインナップにないのだそうで、
海外の名だたる皮革製品のメーカーの方々が、
わざわざ日本まで工具を買いに来られます。

ただこの目打ちの一番細かな間隔のものは、
あまりにも技術と手間を必要とするので、
現在では製造を中止してしまい、
世界的にも希少なものとなってしまいました。

世界的にも希少な手縫いの道具世界的にも希少な手縫いの道具



ミシンでは垂直に針が貫通するので、
西陣織の織地の表にステッチが出ますが、
手縫いで針を45度の角度に刺して運針すると、
お財布の縁がふっくらと丸みを帯びた感じに仕上がります。

日本の素晴らしい素材と道具に支えられた、
sunaoの日々のものづくり。
しみじみありがたいことだなあと思います。

この記事に関する商品
sunao/極小財布 Thunder
わずか50g!手のひらにおさまる機能と伝統美
sunao/極小財布 Thunder
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ハンドメイドで生み出される『物語のある品々』

河本 静香
つくり手
河本 静香
こうもと しずか
プロフィール
スナオはバッグデザイナー+職人・河本静香が個人運営するブランドです。ほとんどのバッグは革の裁断や縫製、メッシュの編み込みなど、すべての制作工程を自らの手で手がけています。量産メーカーでは扱えない手間のかかる技法や素材を積極的に採用。失われゆく伝統的な皮革工芸の素材や技法に着目するとともに、現代的なフォルムや感覚と自在にリミックスすることで、独自の世界観を生み出しています。
sunao公式サイト http://www.sunaobag.com
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