ニッポンの食

↓2004年秋に自分でHPを作るために作った文章です。

日本の農業はいま、壊れつつあります。
荒れている田圃、休んでいる畑。。。
農産物は日本の再生可能な資源の一つです。
本来であれば、工業製品だけでなく日本のとても品質の高い農産物を
輸出するぐらい農業大国になれる力があるのに自給率は40%前後。。。
意識していても日本のものだけで食卓を作ることが困難な国。。。

 先般のニュースで米国のエネルギーメジャーが
日本に売る予定のガスを売ってくれなくなりました。
中国に売ったそうです。
理由は簡単「中国の方が高く買ってくれるから。。。」

今は体制に影響のない範囲で大きく取りざたされることはありませんが、
もしこんなことが続き、食料までそうなっていけば。。。
私はとても危惧します。そしてそれは現実になる可能性も十分あるんです。
参考にしていただければと思いますが、
全世界で小麦粉の生産量が世界一の国はどこかご存知ですか?
一般的にはアメリカ、カナダ、オーストラリアを想像してしまいがちです。

実は中国なのです。
しかも世界一生産しながら小麦粉は更に輸入しているんです。
それぐらい中国には人数もパワーもあるのです。
これは中国を敵視しているのではないですよ。
中国にかぎらずどの国も自国民が飢えないように
あらゆる努力をしています。
日本ももっと国内の自給率を上げていく必要があります。

↑まで。

当時は「変に不安を煽ってはいけない」
「国産信奉ではなく、選択の一つとして」という思いが
あったように思いますが、結構イデオロギーのきつい文章です。
もっと前から自給率の心配をしていたからだと思います。
現在は周知の通り、バイオ燃料や投機なども加わって
穀物相場は倍以上の値段になっていますし、
その相場は下がることはない観測も出ています。
予測よりもずっと早く問題が表面化してきました。

一人一人の選択が変えてゆきます。
あなたは何を選択しますか?

私はこれからも日本の伝統食品(手延べそうめん、うどんなど)を
できるだけ海外の原料に頼らずに作り味を引き出すために
国内産小麦を使用します。
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坂口 利勝
つくり手
坂口 利勝
さかぐち としかつ
プロフィール
昭和59年にお素麺を作りはじめた母は「美味しい麺とは何か」をひたすらに追求してきました。一緒に仕事をするようになってやっと母がどれだけ頑張ってきたのか、知りました。平凡に見えるものに、大きな気持ちがこもっていることを教えてもらいました。この味を守ってこれからも頑張って行きます。