熱湯3分 鳥菜にゅう麺~~開発~~

梅干しを作っている農家がカット野菜を作り始めました。

衛生管理方法も違い、販売経路も全く0のであるのに。


「どうして??」と聞くと 

「百姓として生きてゆくにはお客様のニーズにあわせた

この方法しかない!!」と。 


「お客様のニーズ」


この言葉が頭から離れませんでした。

すぐに食べれるという便利さをお客様が求めている。

自分の商品を振り返って見つめなおしました。



すぐに食べることのできる商品が必要だと本気で考えるようになりました。


麺を湯でもどして食べれるようにするには

①油でフライ

②ゆがいて熱風乾燥

③ゆがいて昔の干飯を作る方法

④フリーズドライ

と通常4つの方法があります。


①は素麺としての味が損なわれるので×

②③も食べてみても本来の素麺を煮麺にした時の麺の味とはほど遠い。

④のフリーズドライしかないという思いでした。


フリーズは装置産業で初めて作るのに装置を買うことも出来ないし

技術もない。同業に恐る恐る打診しました。


お願いした会社の中では自社の商品と競争相手になるかもしれない

坂利の麺をやることはできないと議論がケンケンガクガクと

あったそうですが、持ち込んだ坂利の国産小麦粉の手延べそうめんを

試作したところFDにしてこんなに美味しくなる麺が世の中にあったの

か!!!!と技術のトップが感動してくれてFD(フリーズドライ)麺の

美味しさを分かっていただけるすばらしい事だ!!!

ということになりFDの加工を引き受けてくれました。

この事により私自身も苦労を重ねて作り続けてきた自分の麺が

やっと正しい評価を受けたとたいへんうれしい思いでした。



つづく
Facebook コメント)
Twitter
comments

坂口 利勝
つくり手
坂口 利勝
さかぐち としかつ
プロフィール
昭和59年にお素麺を作りはじめた母は「美味しい麺とは何か」をひたすらに追求してきました。一緒に仕事をするようになってやっと母がどれだけ頑張ってきたのか、知りました。平凡に見えるものに、大きな気持ちがこもっていることを教えてもらいました。この味を守ってこれからも頑張って行きます。