心をこめて 作る麺に葛 高見の里の かをり床しき  (葛編) 

奈良吉野の家庭には食材とて葛が当たり前にある地域です。

引き出しを開けると白い結晶のかたまりがごろごろとあります。

葛餅、くずきり、葛焼きはおやつ、ごま豆腐はお刺身の代わりです。

おもてなし料理として葛入りのうどんを昔から打っていました。

なので手延べの製法でまず製品化したのが葛うどんでした。

「美味しいね」「独特の食感だね」と好評でしたが、ある時

「夏にはちょっと太いね」と言われたことからできあがったのが

葛そうめんです。

手延べの製法で葛うどん、葛そうめんを作るのは簡単でした。

葛の食感がでる配合を最初から知っていたからです。

あとは手延べの製法によるコシと葛の食感を最大に引き出すための

麺の形状、細さ加減などの確認だけでした。

葛そうめん、葛うどんは葛が入ることによる滑らかさ喉越しのよさと

手延べそうめん独特のしっかりとしたコシが融合しています。

あの細い麺で食べる時に食感の違いがわかるのか?と思われる方も

いらっしゃると思いますが、どうぞ試してみてください。

使っている葛粉は葛の根からのみ抽出した葛粉を使用しています。
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坂口 利勝
つくり手
坂口 利勝
さかぐち としかつ
プロフィール
昭和59年にお素麺を作りはじめた母は「美味しい麺とは何か」をひたすらに追求してきました。一緒に仕事をするようになってやっと母がどれだけ頑張ってきたのか、知りました。平凡に見えるものに、大きな気持ちがこもっていることを教えてもらいました。この味を守ってこれからも頑張って行きます。