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インタビュー

【つくり手を訪ねて】真に「ベストバランス」な靴作り― Verb Creation 中川さん 前編

2017年02月01日更新

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新ブランドとして、今年スタイルストアに
初登場したシューズブランド
Creation.(クリエーション)」。

発売してすぐさま人気モデルと
なった「ゴアパンプス」や「カンフー
シューズ」など、シンプルなデザインの
中に、どこかモードな雰囲気を感じさせ
る靴作りを得意とするブランドです。

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足を包み込むような履き心地が新鮮!なカンフーシューズ

Creation.」をはじめ複数の
自社ブランドを率いるのは、
株式会社Verb Creation の中川社長。
いわゆる靴メーカーが作る「靴」とは
一味違うものづくりの真髄にせまるべく、
浅草にある彼らの工房を訪ねました。

渡英を経て25歳で起業、がむしゃらに靴を作った20代の頃

「13年前、25歳の時に台東区で
ヴァーブクリエーションの前進となる
『ヴァーブ』を起業しました。
当時は二束のわらじで別の仕事も
しながら、休日や夜に寝る間も惜しんで
靴作り。もともと自分はUKロックや
ファッションが好きだった関係で、
高校卒業後に渡英したのです。
サビルロウで服作り(テーラリング)
をやるつもりが、偶然見た靴作りの
光景に魅せられてしまって・・・」

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株式会社Verb Creation の中川宏明社長。

靴作りのメッカ、浅草に工房を構える
ヴァーブクリエーション。
その生い立ちをにこやかに語るのは、
社長の中川宏明さんです。

イギリスと日本で靴作りを学び、
25歳で個人起業。革小物メーカーで
働く傍ら、靴メーカーとして事業を
スタートさせ、ほどなく著名なファッション
ブランドからの仕事も受けるように
なります。

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「ファッションも靴も好きだったし
若かったから、今思うとおかしいぐらい
のパワーがありましたね。
休みがなくても仕事を頂けることが
嬉しかったし『できません』とは絶対
言わなかった(笑)
25歳で起業したとき、30歳までに
ちゃんとした会社にしようと決めて、
30歳になる前日、株式会社
Verb Creationを作りました」
(中川社長)

目指したのは、素材、仕立て、デザインのベストバランス

彼らの靴は、職人のセンスを
感じさせるデザイン性に加え、
国産にして手頃な価格であることも
大きな魅力。

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スニーカーよりキレイめ。でも安定感抜群の履き心地で、走ることもできる「ゴアパンプス

自分達で材料を仕入れ、靴を作り、
販売する。その積み重ねの中で
「本当にいい頃合の靴」とは何か、
どうしたら自分達のもの作りのなかで
それが実現できるか?
ヴァーブクリエーションが長く
テーマとしてきたことの、一つの答え
ともいえるブランドが、2015年に
デビューした「Creation.」です。

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Creation.の最新作はレザースニーカー。ロゴもマークもない潔さが好評。

「自分が最初学んだのが、一足
何十万円~というオーダー靴の世界。
贅沢な条件で存分に靴を作れるかも
しれないけど、「お金持ちのための靴」
という感じで、やっぱりリアルではない。

どうせならある程度の人数の人たちが
喜んでくれるもの作りをしたかった。
すごくいい靴だけど重いとか、脚が
きれいに見えるけど履いていて痛い、
とかよくあるでしょう?
真に良い頃合の靴って、実はなかなか
レアなんですよ。」(中川社長)

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ヴァーブクリエーション中川さんへの
インタビューは後編へと続きます。


インタビューこぼれ話【1】 影響を受けた映画

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さらば青春の光 フィル・ダニエルズ主演, フランク・ロッダム 監督の英国映画

影響を受けた本や映画について尋ねると、
イギリスで靴づくりに目ざめた、
中川さんらしい答えが返ってきました。

「中学生の頃は音楽の影響もあり、
ファッション的にモッズにはまりました。
『さらば青春の光』という、ザ・フーの
アルバムを元に作られた映画に感銘を
受け、この作品を初めてビデオで
買いました。その影響で、中学2年の時に
初めて上野に軍コートを買いに行った
のを覚えています」(中川さん) 

後編のこぼれ話では、中川さん
お気に入りの味、そして多忙な毎日を
支える健康法についてお届けします。
本編とあわせ、こちらもお楽しみに。


【つくり手を訪ねて】
Verb Creation 中川社長インタビュー

前編 真に「ベストバランス」な靴作りを目指して

後編 モードな靴とオーダーシューズ

著者

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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