◯◯の選び方ガイド

浴衣にも合わせられる小物の選び方とコーディネート術

2017年07月16日更新

夏の楽しみといえば、浴衣。花火大会やお祭りに浴衣で出かけると、気持ちがぱあっと明るくなります。うだるような暑さやだるさも吹き飛びますね。

浴衣の着こなしは今やフリースタイル。洋服と同じように、和装も個性的に楽しみましょう。大人女性が素敵に映える小物の選び方、コーディネート術をご紹介します。

ヘアアクセサリーは色が決め手

ゴールドとシルバー使いでシックに

大人女性の浴衣コーディネートで取り入れやすいのは、なんといってもヘアアクセサリー。シックで落ち着いたものをチョイスすると、全体がしっとりとまとまります。シルバーやゴールドなら、単色でもゴージャスに見えますね。スタイルストアで人気のブランド「二月(ふたつき)」のヘアアクセサリーは、浴衣に合う上品テイスト。今にも動き出しそうなのうさぎクリップゴールドは、子供っぽすぎず、かといって落ち着きすぎてもいない絶妙なバランスが感じられます。

トンボバレッタでねじって留めて

まとめ髪が主流だった浴衣ヘアは、くるりんぱやねじりんぱを使用したスタイルも定着しつつあります。降ろし髪もかわいいですよね。「大人の横顔に似合う」と評判のトンボバレッタなら、ねじねじしてパチン。和風柄に使われるモチーフだからこそ、浴衣にも合います。

バレッタ重ね付けでリズムを出しても

バレッタの重ね付けも浴衣のコーディネートに向いています。バレッタはまとめ髪の毛先につけるとリズムが出るのでぜひやってみて。うみうしバレッタこぎくのクリップちょうちょクリップなど、動植物をモチーフにしたものは人気です。

日本の伝統美をヘアアクセサリーに

東京都墨田区に工房を構える「kazari(かざり)」のヘアアクセサリーも浴衣にしっくり馴染みます。NAKASIPPOUは、焼印彫刻が施されていて、小粋な雰囲気が伝わってきますね。

浴衣に合わせるヘアアクセサリーは、和柄をチョイスすると落ち着きが増すよう。大人女性の浴衣スタイルに取り入れてみてくださいね。

足元は現代風に

下駄の新しいかたち

靴ずれしにくくて普段履きもできそうな下駄をご存じですか?静岡県にある老舗履物店「和工房みずとり」が制作した手掘り下駄は、5.5〜6cmのヒールのある下駄です。

足の指をひっかける鼻緒部分は履きやすく脱げにくい構造にしあげ、かたちに合わせたソール部分はまるで下駄ではないかのよう。ドット柄の鼻緒の部分はブラックとホワイトから選べます。

ひのきのぬくもりが気持ち良い

シンプルモダンな下駄がお好みなら、HIBINOKODUE+MIZUTORIの新感覚履物がおすすめです。和工房みずとりとコスチュームアーティストのひびのこづえさんがコラボしたひのきのはきものクロスは、静岡産のひのきを使った贅沢な逸品。サイズはS(23cm)M(24cm)L(25.5cm)の3つからお選びいただけます。底にはラバーがついていて滑りにくいのも便利ですね。

浴衣に合わせやすいバッグ

普段使いを上手に使いまわそう

「浴衣用のバッグ」も素敵ですが、普段使いを使い回せたらとっても便利ですね。ポイントは“シンプルなかたち”。浴衣は多色使いで見た目が華やか。その分バッグはシンプルなものが合わせやすくなります。

ラタンバスケットは大容量ですっきりした見た目

「Encachette(アンキャシェット)」のラタンバスケットは、洋服にも和服にも合わせられるかごバッグ。持ち手が布でできているから、浴衣地と喧嘩することなくすっきりしたコーディネートが完成します。32cm×17cm×20cmのサイズは、ペットボトルやお財布、携帯電話などもらくらく入る大きさ。日傘もすっぽり収まります。

あけびのバスケットで個性的に

あけびの蔦は小物入れに使われていますが、バッグ使いをしてもおもしろい素材です。「breezy blue(ブリージーブルー)」のアケビバスケットは、ころんとしたかたちがかわいらしいコンパクトなバッグ。大きな荷物を持たずに出かける浴衣スタイルにはぴったりの大きさですね。オリジナルの注染テキスタイルを巾着として使い、中が見えないようになっているのも心憎い演出です。巾着のリボンの色がおしゃれ。

本革のクラッチバッグも様になる

浴衣のコーディネートには本革タイプもおしゃれです。ショルダーバッグやハンドバッグタイプより、クラッチバッグのような平面的なものが似合います。「WRINKLED(リィンクル)」のクラッチバッグは、国産のピッグスキン(豚革)を用いた軽量型。ノートパソコンが入るLサイズから、お財布などの小物入れに丁度良いSサイズまで、バリエーション豊かなかたちが揃っています。

財布は小さいものが使いやすい

sunaoの大人気極小財布

浴衣での装いの場合、バッグやヘアアクセサリーはシンプルでも、お財布などの小物類は柄やカラーがはっきりしているとおしゃれ。スマートなデザインで有名な「sunao(スナオ)」の極小財布・極楽鳥は、正絹西陣織を使用した高級感が感じられます。お札を折らずに収納できたり、小銭をぱっと取り出せるかたちが特徴ですね。

お財布に取っ手がついた口金財布

財布とバッグが一体になった口金財布は、「Coquette(コケット)」のもの。お財布だけしか荷物がいらないなら、こんなコンパクトなお財布も便利ですよね。普段使いもでき、浴衣にもコーディネートしやすいコブラン織の財布は、幅広い年齢層に人気です。

11cm×9cmの財布はいかが?

浴衣姿の時は荷物が少ない分バッグも小さめ。だからこそお財布も小さめを心がけたいですね。必要最小限のお金とカードが入る「affordance(アフォーダンス)」のコンパクトな財布は、11cm×9cmのちびサイズ。お札とコインはきちんとわかれているので、使用時もバラバラせずにすっきりできるのが良いところです。ナチュラルな革は使い込むほどに味が出てきます。

浴衣に合わせたい紫外線対策グッズ

大人女性にふさわしい高級感

暑い日差しが降り注ぐ中、浴衣を着て外出するのは大変ですね。日傘を上手に利用して紫外線対策をしましょう。「breezy blue(ブリージーブルー)」の折り畳み傘は、レモン色が華やかで人目を惹くデザイン。柄の部分は天然の竹でできていて、高級感に溢れます。日傘に使われているカラーを浴衣と合わせると統一感も生まれますね。

SASAWASHIの手編み帽子

日傘が使えない場所での紫外線対策には帽子を使いましょう。「SASAWASHI(ササワシ)」の手編み帽子は、天然のUVカット力だけでなく、断熱性や吸湿性を備えた優れもののアイテムです。熊笹と和紙を合わせて造られた素材は、日本の夏の暑さよけにぴったり。折りたためるのでバッグにもすっと収納できます。

靴下メーカーが作るアームカバー

浴衣姿にアームカバーを使う場合、シンプルなかたちのものがおすすめです。手の甲までしっかりとUV対策ができるのは、「遊中川」が手がける指通しアームカバー。54cmの長さは腕をすっぽりカバーしてくれるので、浴衣からのぞく腕部分はUVカットできますね。日傘とのダブル使いで暑さ対策にもぴったりです。

浴衣をおしゃれにコーディネートするには、小物アイテムのさりげない使い方がポイントになります。色や柄を合わせたり、時には大胆なデザインを取り入れてみたり。メリハリを付けて夏のおしゃれを楽しみましょう。

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