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一汁三菜で彩る和食の配膳。基本のマナーと盛りつけ方

2017年06月29日更新

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和食の献立は「一汁三菜」が基本と言われていますが、正しい配膳方法をご存知ですか?料理は作れるけれど配膳ルールまでは知らないという方は意外と多いのではないでしょうか。

また、覚えているつもりでも、いつの間にか忘れてしまっていることもあります。そこで、今回は私も再確認したい、和食の配膳マナーと盛りつけ方をまとめてみました。

和食の献立は一汁三菜

和食の献立のひとつ、「一汁三菜」の基本を確認していきましょう。

一汁三菜とはご飯とお新香をのぞく、
・汁物
・主菜(焼物、お刺身、肉料理など)
副菜(煮物)
菜(酢の物や和え物)
の組み合わせによる献立のことを言います。

基本の配膳

基本の和食の配膳は、お茶碗を左に汁椀を右に置きます。

そして三菜はその奥へ、左から副菜の煮物、々菜の酢の物、主菜の焼き魚と並べていきます。

お箸は持ち手が右側になるよう、向きに注意しながら置きます。箸置きは基本的に取り入れるのがマナーとなります。箸置きがないときは小皿などで代用するときもありますが、来客時には失礼になることもあるのであらかじめ準備しておきましょう。

箸置きは食器に合わせて選ぶと素敵です。和食の配膳には花びらが可愛らしい小花の箸置きがおすすめですよ。

お漬物の配膳

梅干しやお漬物などのお新香は、三菜には含まれません。配膳の場所に迷う方が意外と多いようですが、基本の置き方はご飯と汁物の「真ん中」となっています。

ただ、和食の配膳ルールはひとつだけではなく、地域やご家庭によっても異なります。三菜の並べ方は左の奥に煮物を、右の奥に焼き物を、真ん中には和え物をという配膳マナーもあるので、特別な席で正式な方法を取り入れたいときは土地柄に合わせると失礼がありません。

基本的にご飯は左に、汁物は右にという配置は同じなので、このポイントだけを覚えておくと安心です。

ご飯が左なのはなぜ?配膳の伝統と食べ方

和食の配膳は食べやすさを考えて位置が決められているように思えますが、実は伝統的な意味合いがあることをご存知ですか?

ご飯を左に置く理由

日本の伝統では左は「上位」を意味します。そのため、主食であるご飯は古くから重要な食材と位置づけられていたことから、汁物よりも上位の左に配膳されるようになったそうです。

また、汁物がご飯の上をまたぐことはマナーが良くないということで、配膳の際にお茶碗の奥には汁物を置かないという一説もあるようです。

つまり、日本ではそれくらい昔から「ご飯」は大切な食べ物だったということですね。

和食に欠かせないお茶碗を選ぶときは、持ちやすさが重要です。日常使いにぴったりのお茶碗は、高台が小さめで女性の手にも馴染みやすいこちらの白磁茶碗がおすすめです。

きめが細かくやさしい雰囲気の白磁は、優美なフォルムなのでご飯をとても美味しそうに盛りつけできます。

尾頭付きの魚は頭を左に

尾頭付きの魚は左上位の伝統によって、頭が左に位置するように配膳します。盛りつけの仕方は食べる人から見て、魚の頭が左に、お腹が手前に、尾が右に向くようにしてくださいね。

食べ方のマナーは頭の方から尾に向けて食べていくのが基本です。

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切り身の魚は皮を上にして盛りつけます。大きさが左右対称ではないものは、左側が大きく、右側が小さくなるように置くとなお良いですね。

干物の開きは切り身とは反対に身を表にします。魚料理だけでも盛りつけ方がさまざまなので、より美味しく食べるポイントとして取り入れてみてください。

醤油さしやお茶は右奥に

お湯のみや醤油さしなどの料理に含まれないものは、一汁三菜の配膳の中には入れず右奥に置きます。日本の伝統で言うと、右奥は食卓の中でも「下位」の意味を持つ場所となります。

ただ、右奥は食卓の下位ではありますが手に取りやすい場所でもあります。手軽に手をのばせるということでも、右奥にお茶や醤油さしを並べる理由となっています。

さりげなく食卓に並べたいお湯呑はシンプルなものが人気です。手頃なサイズ感と上品なデザインのものは、日常使いから来客用として活用できます。

醤油さしは液だれしないものがおすすめです。こちらは注ぎやすく食卓に飾ると美しい、主婦の想いを叶えてくれる醤油さしとして多くのご家庭で愛用されています。

同シリーズの塩胡椒入れと辛子入れのギフトセットは贈り物としても喜ばれていますよ。

食べ方のマナー

和食は配膳だけでなく食べ方のマナーにも気をつけてみてください。

基本的に持ち上げて食べても良い食器は、
・お茶碗
・汁椀
・小鉢
・小皿
になります。

主菜の大皿や大きめの鉢、中皿、中鉢は持ち上げて食べるのはマナー違反となります。

もし、手を伸ばしにくいというときは、小皿などの小さめの器に取り分けて持って食べるようにしてみてください。

小皿は形によって盛りつけ時の表情を楽しめます。こちらは桔梗をモチーフに作られている小皿です。個性的な形の食器が並ぶと食卓の華やかさがアップします。

また、汁物は持ち上げやすいお椀を選ぶと食べやすいですね。こちらは程よい厚みで安定感がある銘木(めいぼく)のお椀です。

木の素材はお椀が熱くなりにくいので、熱々のおみそ汁を注ぐと冷めないうちに美味しくお召し上がりいただけます。

和食の盛りつけのコツ

和食の盛りつけをワンランクアップさせるには、「平面盛り」と「山形」を取り入れてみましょう。

ちょっとしたコツを知ることで、盛りつけが苦手な方もいつもより美味しそうな食卓を演出できます。

中央に寄せ集めて

平面に盛り合わせるときは、食材同士を寄せ集めて豪華に見せます。平らなお皿のスペースをいっぱいに使うよりも、密着させながら配置していきます。

また、大皿に盛りつけるときは、左上から右上にと流れを意識するとバランスが良くなります。

大きめの平皿は和食のアクセントにぴったりの木甲皿がおすすめです。シンプルな中にも存在感のあるたたずまいは、和食の主菜である焼き物やお刺身にぴったりの食器です。

副菜は山形に盛りつけて

煮物や和え物などの副菜は、小鉢や小皿に山形に盛りつけます。山形は土台をしっかりつくって上に積み重ねるイメージで盛りつけていくと良いですよ。

最後に青々とした野菜を添えると、全体が鮮やかに見えます。

ポイントは横から見てきれいな「山の形」になっていることです。土台が固まっていない場合は、バランスが悪く崩れてしまうので盛りつけはじめをしっかり意識してみてください。

煮物など彩りの少ない料理には、添えるだけで華やかに楽しめる平茶わんを取り入れてみてはいかがでしょうか。平茶わんは程よい深みのある食器なので、汁気のある煮物や酢の物に使いやすくなっています。

涼しげな食卓を演出したいときは、ガラス製の丸鉢を取り入れても素敵です。美しく透明感のある食器は、どんな料理も引き立ててくれます。夏にぴったりの食器ですが、手頃な大きさで使いやすいためオールシーズン役立つアイテムになっています。

和食の配膳マナーを取り入れることで、いつもの食卓に品が生まれます。基本的なルールはおもてなしなどの特別なシーンにも役立つので、ぜひ覚えてみてください。また、素敵な食器と盛りつけのコツをプラスするとさらに食卓が華やかになります。こちらも合わせてご活用くださいね。

著者

石原 さゆり

「暮らしを豊かに」をテーマにシンプルライフを楽しんでいるライターです。少しの工夫で日常に心地良さを感じられる。そんな素敵な情報をお伝えしていきます。

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