◯◯の選び方ガイド

インテリアの気分を簡単に変える「クッション」の選び方

2017年05月04日更新

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クッションは実用的であると同時に、インテリアの要ともなる素敵なアイテム。だからこそ長く使えてお部屋にしっくりくるものを選びたいですね。小ぶりだからと言って侮ることなかれ。クッションひとつでお部屋の印象はガラッと変えられます。ご自身の生活スタイルにあわせ、素材や大きさ、色などをチョイスしてみましょう。

クッション素材の選び方

じゃぶじゃぶ洗濯できるコットン100%

クッションの素材にはいくつか種類があります。まずはコットンから。

コットン(cotton)は日本語に訳すと綿。綿は日本で古くから使用されている素材で、通気性がよくて丈夫、じゃぶじゃぶ洗濯してもへたれない強さを持っています。熱伝導性が高いため、夏涼しく冬温かいというメリットもあり、クッションカバーには一番使用されているのです。

北欧老舗ブランド「KLIPPAN(クリッパン)」のものは、シンプルな幾何学模様と淡いカラーでプリントされており、お部屋に取り入れるだけでさわやかな風を送り込みます。北欧スタイルのインテリアにはぜひ取り入れたいですね。

KLIPPANと書かれているだけなのに、なんだかとてもかっこよく感じてしまうのはなぜでしょう?シンプルだからこそ、色やデザイン、間合いが引き立ちます。シンプルライフを目指す人に人気があるのも頷けます。

コットンのクッションカバー洗濯は月に1度程度が理想。洗濯機に入れ、通常の洗濯物と一緒に洗ってしまっても大丈夫。しわが気になる場合はアイロンをかければパリッと仕上がります。

リネンは使い込まれた感じがグッとくる

リネン(linen)とは日本語で「麻」を指し、コットン同様に日本で愛用されている素材です。コットンに比べるとザラッとしたさわり心地で、素朴な雰囲気が漂っています。お皿を拭く布として海外では定着しており、生活の中に欠かせない素材なのだとか。

質の高いリネンを提供するLino e Lina(リーノ・エ・リーナ)が手がけたクッション「メイベル」は、ストライプと無地の生地が合わさったすっきりデザイン。同じクッションなのに裏表で柄が違うので、その日の気分で柄を変えらます。

リネンもコットン同様に洗濯機でじゃぶじゃぶ洗える素材。使い込むうちに柔らかくなり、手にしっくり馴染むようになります。

革素材はドライクリーニングが便利

ダイニングチェアなどの堅い椅子に重宝するのはシート型のクッションです。スウェーデンの革工房SKANDILOCK(スカンジロック)が手がける羊革を使用したクッションは、おしりをふんわりと包み込み、ふんわり柔らかな座り心地を提案します。

でも、この手の素材はどうやってお手入れしたら良いのか迷いどころ。ドライクリーニングに出していただくか、ブラッシングブラシで毛をこすったり、ぬるま湯で洗い流してあげると良いそうです。寒さが気になる季節だけでなく、夏を除く3シーズンでお使いいただけます。

クッションの大きさについて

小さくて薄いものは質感で選んでみて

お尻に敷くタイプのクッションは、安定感のあるタイプが好まれます。シート型のクッションを選ぶ際は、一度座ってみてきちんとした姿勢が保てるかどうか確認してみましょう。ふわふわとした毛が特徴のシートタイプは、薄くても保温性はばっちり。腰回りが冷えやすい人におすすめです。その他、低反発タイプやコットンのものなど、様々なタイプがあります。

一般的なサイズは45cm×45cm

一般的なクッションの大きさは45cm×45cm。このサイズであれば、カバーだけ他社のものを使ったり、季節によって素材を変えたりカバー替えをしやすくなりますよ。

LLO(ロー)のクッションは定番サイズで、ストライプの生地を様々な角度から重ね合わせて作られています。置き方によって雰囲気が変わるので、これまた便利なアイテム。生地はコットン100%でしっかりした造り。ソファのお供に大活躍です。

体を支える大きなクッション

体にフィットするビーズクッションは様々なメーカーが販売してますが、大東寝具工業が手がけた「テトラ」というクッションは、一味変わったかたちをしています。テトラ型、つまり、三角形の形をしていて、深く腰掛けつつ、体を持たれかけられる仕組みなのです。

ちょっと一息のつもりが気がついたら1時間・・・。テトラはそれくらい体を安心して任せることができ、自宅でのくつろぎタイムにぴったりのクッションです。部屋が手狭でソファが置けない場合にも重宝するので、2個セットでのお求めという方もいるそう。どこでも持ち運べる上、ソファよりも小ぶりなのが人気の秘密です。

色がもたらす効果

イエローは金運アップや気分を明るくする効果あり

風水学上では金運上昇や気分を明るくしてくれる効果があると言われているイエロー。小物使いとして取り入れる人も多く、クッションに利用する人も多いようです。暖色をインテリアに取り入れると部屋の雰囲気が華やぎ、パッと明かりが灯った風になります。

パステルがかったイエローだとふんわりと、原色に近い色だとアーティスティックな雰囲気に。お好みのイメージを取り入れてみて。

紫色は感覚が鋭くなる

紫色は、暖色と寒色の中間色であり、独特の雰囲気を持っています。淡いラベンダー色に惹かれる女性は多いのではないでしょうか。紫はアーティスティック、気品、知性、冷静など、落ち着いたイメージを感じさせます。

紫色を部屋に取り入れると、濃い色はシックに、淡い色は安らぎと気品を感じるようになります。芸術活動に勤しむ方や、家では静かに過ごしたい方はぜひ取り入れてみましょう。

淡い色は控えめサイン

淡い色のクッションは、場合によってはソファよりも色味が薄くなります。同系色のソファなら違和感なく馴染みますが、反対色であればくっきりと浮き上がるかたちに。

ブラックやピンク、レッドなど、個性的なソファはインパクトが強いですね。そんな時に淡い色を組み合わせると、クッションのおかげで緊張感がほぐれたり、癒やしアイテムに変身します。

和風版もお忘れなく

クッションというとどうしてもソファと組み合わせるイメージ。けれど、日本には座布団という呼び名で昔から使用されていました。株式会社高岡が手がける座布団おじゃみセッティは、八角形のかたちをしたお手玉モチーフのアイテム。「現代和風モダンに合わせる座布団がほしい」というニーズにマッチし、ロングセラーとなっています。外国の方からも注目されているらしく、これから人気が出るかもしれませんね。

小座布団タイプもあり

明治創業の老舗布団メーカーPlats(プラッツ)は、現代に合わせた座布団を開発しました。和室の減少、ならびに部屋のミニマム化に伴い、450mm×420mmのチビサイズをラインナップに入れています。小さい座布団はまさに逆転の発想。実はこのサイズでも充分座れるのです。一般的なクッション(450mm×450mm)より小ぶり。これなら邪魔にならず収納もコンパクトですね。

クッションは生活の中に1つあるとなんだかホッとするアイテム。背中につけたり、抱っこしてみたり、時にはお尻の下に敷いてみたり。色々な使い方ができるからこそ、長年人々の生活に取り入れられてきました。ふわふわしたさわり心地に安心したり、むぎゅっとするだけで気持ちもほぐれます。ぜひお部屋の仲間に入れてあげてください。

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