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毎日の食卓で使いたくなる波佐見焼

2017年04月30日更新

長崎生まれの波佐見(はさみ)焼

誕生は慶長年間

東屋 波佐見焼

波佐見(はさみ)焼は長崎県の中央部、東彼杵(ひがしそのぎ)郡にある波佐見町で作られている焼き物です。その誕生は古く、慶長3(1598)年に、朝鮮から陶工を迎え村内に窯を作ったことがはじまりとされています。以来、波佐見焼は大衆向け、一般庶民向けの日常使いの器を大量に生産してきました。

培われた技術で使いやすい器を

Doily プレート S

17世紀から1929年まで使われていた全長160メートルもの中尾上登窯など、波佐見焼は大量生産に特化した技術を磨き続けました。その技術は、今なお”使いやすい器”としての波佐見焼の評価を支えているのです。

美しさと可愛らしさと

京千/レリーフ箸置きセット

さらに、現代の暮らしにマッチする美しいデザインや可愛らしいフォルムなど、波佐見焼は躍進を続けています。歴史ある窯元の若き後継者たちが挑戦する新しい波佐見焼や、有名なデザイナーやアーティストのコラボレーションなど、波佐見焼の伝統を継承しながらも新しいスタイルが次々に生まれています。今回は、スタイルショップで取り扱っているとびきりの波佐見焼をご紹介していきましょう。

「やきもの工房・京千」の愛らしいアイテム

紅白のおめでたいお箸置き

京千/紅白小花の箸置きセット

まずはじめにご紹介したいのは「やきもの工房・京千」による「紅白小花の箸置きセット」。愛らしい小花がかたどられたお箸置きは、テーブルをぐっと華やかに彩ってくれることでしょう。お箸置きにしては大きめで深みもあるので、薬味や調味料を添える豆皿としても活躍できそう。中央に描かれたふっくらとした花芯が新しい”和”の心を感じさせてくれます。

アクセントにもなるひょうたん型

京千/ひさごの小皿セット

京千の「ひさごの小皿セット」は、カラフルなひょうたん型の小皿が6枚セットになっています。ひょうたんが6つで”六瓢(むひょう)”となり、無病息災にかけた縁起物でもあるのです。やわらかなラインが可愛い小皿はスタッキングして収納することも可能。くびれを活かして、画像のように2種類の薬味を盛り付けても楽しいですね。

京千のプロダクトライン「sen」

sen/森のカップ

「やきもの工房・京千」には、「sen(セン)」というプロダクトラインがあります。こちらのフリーカップも「sen」のもの。「森のカップ」と名付けられ、藍色の釉薬に白い釉薬で描かれた細いラインはおしゃれなヘリンボーン柄になっています。ところどころ釉薬がぽってりついている部分がキュートですね。内側は淡いグリーンで森を表現。カフェオレやコーヒーなどドリンクのほかに、ヨーグルトカップとしても使うことができます。

2つのブランドのコラボで生まれたシリーズ

Doily プレート L

こちらの「Doily プレート 」は、「やきもの工房・京千」のブランドである「sen(セン)」と、同じく波佐見焼の窯元である「西海陶器株式会社」のオリジナルブランド「essense(エッセンス)」とのコラボレーションで生まれました。「Doily」シリーズはその名前の通り、ペーパーレースのドイリーコースターがモチーフになっているそう。プレートにはS・M・Lの3サイズあるので、セットで重ねづかいしてもロマンティックです。

陶工房「樂」の十草柄の器たち

ご夫婦で作り出す美しい波佐見焼

陶工房「樂」/染付渕十草 手作り平鉢

2014年に波佐見町で開窯した「陶工房・樂」。吉村伸也さんが1つ1つ手作りした器に、奥様の芳江さんが絵付けをしているご夫婦による工房です。こちらの「染付渕十草 手作り平鉢」は、やわらかな白磁に淡いブルーのラインが描かれた使い勝手のいい器。伸也さんの薄づくりの器は手にもしっくりなじみます。

陶工房「樂」/染付渕十草 手作り深型碗

染付渕十草 手作り深型碗」は、直径が約12cm、高さが7.7cmあるため小鉢風に使うことができる器です。さまざまな形は和食器の魅力の1つ。小皿や小鉢を並べることで、テーブルにリズムが生まれます。繊細な筆遣いで描かれた十草模様は、細いストライプのようにも見えますね。そのため和食器でありながら洋風のお惣菜にもぴったりフィットしてくれます。

日本を代表する「富士山」モチーフの器

夕日を受ける「Floyd」の”赤富士”

Floyd/FUJIWAN Red Him

続いてご紹介するのは、静岡を本拠地としている「Floyd(フロイド)」の器。「Floyd」は2005年にスタートしたブランド。生活の中で使われるさまざまなプロダクトを生産しています。富士山をモチーフにしたアイテムもいろいろある中で、波佐見焼で作られたお茶椀とお猪口を見つけました。「FUJIWAN Red Him」は、夕焼けの中の富士山がモチーフになったお茶碗。白い釉は雪を表しています。商品名に「Him」とあるのは、夫婦茶碗の夫バージョンだから。直径13.3cm、高さ5.5cmの「Him」のほかに直径12cm、高さ5cmの「Her」もあります。

晴れの日の富士山も

Floyd/Fujicyoco(2点セット)

こちらは晴れた日の富士山をモチーフにした「Fujicyoco(2点セット)」日本酒をいただくためのお猪口としてはもちろん、酒肴や小さなおかずを盛り付ける小鉢としても活躍してくれます。白釉の上からブルーの釉をかけて、自然に流れるままにまかせた色つけは、ナチュラルなグラデーションを生み出して。ぼんやりかすむ山すそを見事に表現しています。

お箸置きも入ったセット

Floyd/FUJI BAKO 「Floyd」の「FUJI BAKO」は、上述の「FUJI WAN」から青富士の「Him」と赤富士の「Her」を組み合わされています。「FUJI CHOCO」もブルーとレッドが1つずつ。さらに、若狭で作られたブナ材の夫婦箸とお箸置きもセットに。このお箸置きは、富士山にかかる月と浮雲がそれぞれモチーフになったデザイン。新居へのお引越しやご結婚のお祝いにも喜ばれるセットです。

波佐見焼の吉祥箸置き

おめでたい鶴と亀

吉祥はしおき 鶴亀

波佐見焼では縁起のいい生き物や風景をかたどった吉祥箸置きも作られています。”鶴は千年、亀は萬年”でおなじみの鶴と亀のお箸置きが、こちらの「吉祥はしおき 鶴亀」。白磁をベースに丸みを帯びたフォルムにデフォルメされた鶴と亀が可愛らしい雰囲気。ご結婚のお祝いや長寿のお祝いなどにも喜んでもらえそうですね。

ご夫婦に贈りたい夫婦富士

吉祥はしおき 夫婦富士

赤と青で彩られた「吉祥はしおき 夫婦富士」は、ご夫婦への贈り物にオススメ。山裾に折り目がついているので、お箸がコロン!と動くこともありません。幅があるお箸置きなので、スプーンやフォークレストとしても使えそう。霊峰富士山は吉祥アイテムであると同時に日本を代表する山でもあります。海外へのお土産にしても喜ばれるのではないでしょうか。

「東屋」の印判シリーズ

使いやすく可愛い丸小皿

東屋/印判小皿 菊十

日本各地の職人さんとのコラボレーションで知られる「東屋」は、波佐見焼の白岳窯とともに印判(いんばん)アイテムを製作しています。印判は、明治時代に生まれたプリント技術。手描きで絵付けをする染付(そめつけ)に比べ、スピーディーに製品化できる新しい技術として導入されたそうです。プリントといっても、型を使って職人さんが1枚ずつ柄をつけていきます。その際に、かすれやズレが生じたり、色の濃淡がまちまちになることも。そうした部分も印判の味わいの1つとなっています。「印判小皿」はスタッキングも可能。使い方の幅も広く、便利な器です。

アクセントとしても使えるお箸置き

東屋/印判箸置撰集 茎形

「東屋」の「印判箸置撰集」は、ほっそりとした形。ブルー&ホワイトの印判柄は、テーブルのアクセントになってくれそうです。青海波のような古典文様や、シンプルなラインで表現された茎形や当的(あたり)などさまざまな柄があるので、その日の気分に合わせて選んでみてもいいですね。

凛とした醤油差し

東屋/醤油差し

東屋では小さな醤油差しも波佐見焼で作られています。色は凛とした白。手に収まる小ぶりなフォルムとキレのいい注ぎ口のデザインが美しい逸品です。同じデザインのお酢入れもあるので、おそろいでもどうぞ。

鹿児島睦さんの花器も波佐見焼

一輪の花も美しく

鹿児島睦/ウサギの花器 ブラウン

大人気の鹿児島睦さんの「ウサギの花器 」も波佐見焼でつくられています。鹿児島産は、独特の世界観を描いた陶器やファブリックのデザインで人気を博しているデザイナー。うさぎをシンプルにデフォルメした花器に、どんな花を生けるか考えるだけでワクワクしてきますね。ブラウンのほかにホワイトとピンクのウサギもあります。

毎日の食卓で使いたくなる波佐見焼

波佐見焼

波佐見焼は、毎日の食卓で使いたくなる器がそろいます。人気の豆皿や吉祥デザインのお箸置きなどはギフトとしても喜ばれるアイテム。長い歴史に支えられた職人さんたちの技術と、現代の暮らしに寄り添う新しいデザインが融合した新しい波佐見焼をぜひ一度、手に取ってみてください。

このコラムを書いた人

インテリアをはじめ、雑貨やファッション、アートなど美しいものが大好きです。夫と二人の息子、犬と猫と一緒に暮らしています。

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