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みんなの旅手帖

清原さんの旅手帖-ドイツ編 第四楽章 とにかく、任せることが有意義な旅への近道

2017年02月14日更新

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こんな記事を書きながら言うと笑われると
思いますが、私は本来は出不精です。
人ごみも苦手だし、観光地巡りもそんなに
好きではありません。
なので、団体旅行はとても苦手です。

今回のベルリンは完全に個人で
計画しました。
ただ、最近は特にヨーロッパは治安上の
問題も増えました。解決の方法なんて、
ありません。不安を感じるならば、
行かない方がいいと思います。
でも、自分が行きたいという思いを
持って情報収集や安全確保にベストを
尽くせば下手な団体旅行よりも安全な
ことも多々あると思います。
そして旅の「濃度」が違う。

ちょうど、私がこの旅をする直前にも
ヨーロッパではテロやテロ未遂が
相次ぎました。

日本に居る大切な人たちは当然
心配します。絶対、はないのですが、
安心してもらえる材料をできるだけ
たくさん用意するのは必要ですね。

たとえば、良いホテルに泊まっても
身の安全は保障されないと思います。
自分の身を守るのは「正しい情報を
確実に受け取る準備」をしておくこと。

私の場合は、出発するまでに現地の
言葉と日本語、どちらでも情報を
取れる人とコンタクトをとります。現地に
精通している人とまずつながります。
知り合いがいたら、その人たちとも
しっかり連絡を取り合えるように
しますが、何かあったときに連絡
できる人は、何人いてもいいですから。

プライオリティとしては、台北のように
アジア圏、また比較的テロが起こる
心配がなく日本の情報もとりやすい
ところは、居心地のいいホテルをとって
自分のペースでゆっくり過ごすのも
いいでしょう。行き当たりばったりも
楽しいです。

タクシーも使いやすいので、移動なども
あまり心配ありません。私も台湾で
たくさんの「初めての海外での経験」を
積み重ねたように思います。

ヨーロッパでは私はタクシーは怖くて
ちょっとひとりで乗れません。
間違ってもアイフォンを街中で出して
検索なんてもってのほか。
これでアイフォンをすられた日本人は
数えきれないほどいます。
置き引きも多いです。

警察のお世話になることも想定しますが、
言葉も分からない私がもしアイフォン
などをすられても、どうやって警察に
行くのか・・・考えただけでも嫌です。

なので、行き当たりばったりはせず、
まず地図や路線図は事前に確認し、
マーカーやしるしもつけまくります。
日本語ガイドブックもあまり広げないです。
メモに書いて持っておいたり、
私は手に直接ペンで書いたりもします。

まず、一過性でも現地に住む「味方」
をつけておくことでしょうか。
現地に住む日本人の個人ガイド(女性)
の存在は心強いです。
行く前からまずブログなどを検索し、
色々身辺を調べてアクセスします。
宿泊もヨーロッパでは日本人女性が
運営に絡んでいるゲストハウスを
使っていました。ホテル滞在の時は、
ガイドさんに予約やフォローを
お願いしておきました。

行ってみたいけれど、ちょっと難しいと
思ったら迷わず日本人の個人ガイドを
お願いします。これは旅行会社などを
通じないことが多いので、自分で
しっかり情報を集めてそこからきちんと
判断することも必要です。

個人ガイドをお願いすることによって、
その人がなぜその土地に生きているのか、
その土地に来てもらった人に何を
伝えたいのか、そういった部分も
知ることができます。
安全だけでなく、学びも多いです。

そんな時、行ってみたい場所は伝えますが
それは最小限にとどめ、あとは自分が
なぜその土地を訪れるのか、目的や
想いを私はきちんと言葉にしておきます。

そうすると、あとはガイドさんが
それに合わせた提案をくださいます。
私は基本たくさんのことを任せた
おかげでザイフェンにも行けましたし、
ベルリンフィルのコンサートの情報も
取れました。
幸いにも一度も危ない目には
合いませんでしたが、
滞在中不安を感じず目の前の風景を
120%楽しんでいました。

なので、すべての旅に良い思い出しか
ないです。次行くときは、一人で行ける
場所もできることも増えていると思います。
それはそれでまた楽しみも増えますよね。

未知の土地で一人旅、女性は特に
不安も多いですし、それが怖くて
チャレンジしない人も多いですが、
何を大切に考えるか、それに基準を
合わせ行動すれば、自分の人生観をも
変えるような経験もできます。
逆に旅でしかそれはできないと思います。

これは、仕事にも生かせるスキルだと
思うので、私はぜひ心の底に眠っている
想いを取り出し、自己が持つ開拓力を
駆使して旅を創ってほしいと思います。
くれぐれも、人と関わる際は身辺の
調査はきちんとすることを、お忘れなく。


清原さんの旅手帖-ドイツ編

第一楽章:ベルリンフィルで世界一の音に触れる

第二楽章:手仕事をたずねて、おもちゃの村ザイフェンへ

第三楽章:目線を変えて街を見る、運河のクルーズ

第四楽章:とにかく、任せることが有意義な旅の近道

アンコール:私が旅に出る理由

 

著者

清原 みどり

袱紗(ふくさ)から生まれたブランド「和奏」のブランドマネジャー。「ものとこころをやさしくつつむ」をテーマに袱紗を通じて日本の文化や風習、場面を発信。また、次世代の地場産業をつないでいきたいという想いから、地元滋賀の素材やものづくりも含めた提案をしている。

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