「安倍川もち」を
静岡旅行のお土産に頂きました。

「安倍川もち」＝「黄な粉もち」
だと思っていたのですが、
「黄な粉をまぶしたおもち」と
「こし餡をからめたおもち」の
二種類をひとつに盛ったものが一般的
ということを、その時初めて知りました。

ちなみに、黄な粉を「安倍川」でとれる
砂金に見立てて
「安倍川の金な粉餅」として
徳川家康に献上したことが
そのはじまりだとか。
だから、元々はやっぱり
「安倍川もち」＝「黄な粉もち」だったんですね。

いつから、なぜ
「餡子と黄な粉」＝「安倍川もち」に
なったのかはわかりませんが、
交互に食べると美味しいのは確か。

ミホミの安倍川もちは
ふたつのお餅が
ひとつのパッケージに収まった
お土産にぴったりなおやつ。
こうやって地域差が楽しめるところも
和菓子の楽しいところだなあと思います。

豆皿：miyama./suzune 手塩皿5枚組

– – – – – – – – – – – –

思いがけず人から頂いたり、
旅先で目に入ったり、
ご褒美にちょっといいものを
買ってしまったり。
いろんな形で出会う、おいしいおやつ。
そんなおやつとそのストーリーを、
ゆるーくご紹介しています。

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。