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MEGUMITOYOKAWA - いつもの生活の中で気がつく美しさ -

鳥かごの中の鳥を愛でるように   鳥かごシリーズ

鳥かごの中の鳥を愛でるように   鳥かごシリーズ

鳥かごの中で動き回る美しい鳥を愛でるようにパールを見ることが出来たらどうだろう?という思いから生まれた「鳥かごシリーズ」。
中央にはデザイナー自身がその美しさに感動したというアコヤパールを。そしてまるでパールを守るかのようにかごのデザインが施されています。

幸せが逃げないように  ピンキーリング

幸せが逃げないように  ピンキーリング

身に着けると幸せが逃げていかないといわれるピンキーリング。毎日身につけても飽きが来ない、シンプルでかつ女性らしいピンキーリングは全て槌目を残したデザイン。
重ねて付けた時にも美しく見えるように、細さまで計算されつくしたシリーズです。

【インタビュー】ハンマーで叩いて描く、唯一無二の表情

昨年末、素晴らしい才能を持つシルバースミスを紹介しますと言われて、お会いしたのがMEGUMI TOYOKAWAのデザイナーでした。
日本ではあまり耳慣れないシルバースミスとは、銀細工職人の事。
イギリスの工房でシルバースミスとして経験を積んだ彼女のアクセサリーは、どこか女性ならではの強さと華やかさを兼ね備えたものでした。

ハンマーを使いこなしてこそシルバースミス

楠:今まであまりシルバーアクセサリーのデザイナーと触れ合う機会が無かった私。
豊川さんに会って聞きたかった事があるのですが、あえてシルバーにこだわる
理由はどこにあるのですか?

豊川さん:鍛金(たんきん)をやっていて思うのですが金に比べてシルバーのほうが扱いやすい。金よりも長時間叩いていられるんです。だから、ハンマーで叩く事によって様々な表情を表現することが出来るんです。

との答えが。

実は「叩く」という作業はシルバーアクセサリーをつくる際のマストな作業。
シルバーは熱を加えると金属とは思えないほど柔らかい素材なので、叩くことで強度も増すし、思い通りのデザインを実現させやすいのだとか。
シンプルなフォルムなのに驚くほど多彩なイメージを持ち合せる彼女の商品の秘密がここにありました。

豊川:イギリスの工房では、このハンマー使いを学んだといってもいいくらい。シルバースミス達は自分専用のハンマーを作ったり、買ってきたハンマーを作り変えたりもするんです。ひとえにハンマーと言えど、ヘッドの小さいものから大きいもの、先が尖ったもの、丸いもの等、色々と使い分けているんですよ。

と教えてくれました。

これらは豊川さんのハンマー使いから生まれるものなんですね。

楠:シルバースミスはハンマーを使いこなしてこそというのが分かりました。
新作のリング3種類は全て、ハンマーで叩いた際の槌目を残していますね。

豊川さん:槌目を付けることで、より光をキャッチするので、細くても表情が出て、存在感が増すんです。

楠:まさに叩くことで生まれる槌目は、小さなピンキーリングにはもってこいの技法なのかもしれませんね。

豊川さん:槌目を入れるという事は、全く同じものは2つと作れないという事。そこに生まれる特別感がいいなと思うんです。

秘密のノートに隠されていたのは?

豊川さん:そういえば、イギリスにいた頃、美術館で見ていた昔の肖像画の貴族女性。
彼女たちの小指にはピンキーリングが付けられていたなぁって思い出したんですよね。

豊川さんと話していると、こういった興味深い話がどんどん出てきます。
絵を見るという行為でも、見ている視点に彼女らしさが表れている気がします。

頭の中のイメージを実現するための試行錯誤を「実験」だと言う彼女の頭の中を、少しだけのぞくことが出来た気がしたのが、インタビューの際に持ってきていた一冊のノートです。

デザイン画だけではなくて、数字と文字が書きつらねてあるこのノート。作りたいものを形にできたとしても、記録を残さないと、もう一度同じものが作れない。過去にはそんな経験を何度かしてしまったといいます。

豊川さん:作りたいものを形にするために、何度も何度も実験を行っているので、その工程や結果をレシピのように書き残すのが大切なんです。このノートが無いと、ものづくりが出来ない(笑)。

普段は完成したものしか目にすることのない私。そこに至るまでの果てしない試行錯誤が垣間見れて、ゼロから物を生み出すデザイナー達の凄さを肌で感じたのです。

シルバーとの付き合い方

楠:シルバーというと、酸化して、色が黒ずんでいくようなマイナスイメージがあるのですが、そんな素材と上手に付き合う方法はありますか?

豊川さん:シルバーはつけっぱなしにしているのが実は一番!手を洗う、お風呂に入るなどする際にも、外さずにつけたままにしておくと、ソープが汚れを落としてくれますし、ピカピカのままなんですよ。

豊川:イギリスではシルバーのカトラリーで普段の食事をする人もいます。普段使いのカトラリーは食事の度に使って洗って拭いて棚にしまうの繰り返し。毎日使われる道具なので、黒ずむことがないんです。

楠:食器もアクセサリーも、使わずに放置するのが一番だめなんですね。

豊川さん:はい。私が作るアクセサリーでいうと、ピンキーリングは5本の指の中でも特に出番が少ない小指につけるもの。なので、あまり違和感を感じることなく、つけっぱなしに出来るのが良さでもあると思います。

ネックレスやピアスは汗と空気が大敵。使い終わったら水分を拭き取って、ケースにしまうなど、なるべく空気に触れさせずにしまってください。

豊川さん:アクセサリーは、身につけていくものだからこそキズがついたり、色の変化という味が出たりすると思います。でも、そのヴィンテージ感はその人にしか作り出せないもの。是非その変化を楽しんで欲しいですね。

最後はこう締めくくった豊川さん。「変化は楽しむもの」という考えを教えられた気がしたインタビューでした。

豊川 芽生

[Profile]豊川 芽生 とよかわ・めぐみ

2003年渡英。ロンドンで応用美術科にて陶芸と金属加工を履修後2年間金属加工の工房にインターンとして所属。その後王立美術大学院の金属加工・ジュエリー科を卒業し、フリーランスデザイナーとしてロンドンで活動。
2016年に日本に帰国。活動を始める。

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