会員登録 ログイン ショッピングカート
    さんの所持ポイント:0pt ログアウト ショッピングカート

    有田HOUEN 第3弾 -「有田四様」-

    株式会社キハラが発表したのは、有田HOUEN第3弾「有田四様」。
    日本磁器の発祥は、1616年に朝鮮の陶工・李参平が有田の泉山に白磁鉱を発見し、生産したのがはじまりとされます。
    その後約100年の間に「初期伊万里様式」「柿右衛門様式」「鍋島様式」「古伊万里様式」と4つの代表的な様式が完成。
    今でもこの様式がベースとなり、その美意識、精神性が引き継がれています。
    各様式には独特の特徴と魅力を備えていますが、この様式を幅広く日常生活の中で使う為には、どのようにすべきなのかを追及したのが今回のプロジェクトです。

    1616年、日本で初めて生産された磁器の有田焼は、長い間継承された様々な技術によってそのデザインやクオリティーの高さで大きな評価を受けています。 その理由は、1600年代後半までに確立された有田焼を代表する「有田四様式」をベースとした美意識、精神性が今でも引き継がれているからです。
    有田焼の歴史は時代の流れの中で繁栄と衰退を繰り返し、決して平坦な道ではありませんでしたが、そのたびに果敢に新しいことにチャレンジし成功を収めてきました。
    1650年ごろから始まったヨーロッパへの輸出や、幕末から明治にかけて参加した万国博覧会では高い評価を受け、欧州の王侯貴族に愛されたのは有名な話。
    特に彼らを驚嘆させたのは、豪華絢爛な金襴手古伊万里様式、精緻で端麗な鍋島様式、非対称で日本独特の余白の美を持つ柿右衛門様式だといわれています。
    海外から得た情報に刺激を受け、海外用としてさらなる新しいデザインに応用展開する職人気質こそが成功する上での原動力でした。
    当時は斬新なデザインでも、時代の経過とともに有田焼の歴史に刻まれ受継がれています。

    有田四様とは?

    有田焼は、「初期伊万里様式」「柿右衛門様式」「鍋島様式」「古伊万里様式」と、4つの代表的な様式に分類され、これらの様式を表現するには、いくつか守らなければならない決まりごとがあります。この限られた条件に中で新たな有田焼の創出に挑んだのが、有田HOUENサーフェスデザイナー「永井一正」「佐藤晃一」「吉澤美香」「高橋正」の4人。伝統の四様式とデザインを掛け合わせ、新と旧を融合させたのが、「有田四様」です。

    1 初期伊万里 -温かみのある素朴な質感-

    初期の古伊万里のことで、有田焼が始まった1610年代〜1650年頃までの作品。日本独自のスタイルを求めて試行錯誤を繰り返していた時期のため、完成期にはみられない初々しさや大胆さがあります。落ち着いた色調、自由で勢いのある筆致、温かみのある生地肌などが特徴です。

    初期伊万里様式

    佐藤晃一
    コメント

    私が担当したのは「初期伊万里様式」で、17世紀前半の有田焼の最も古く素朴なものである。
    そのボッテリと暖かみのある地肌の風合いは磁器としては今日見られないものでもあり、染付による文様はどうしても現代のものにならざるを得ないので、ぜひ肌合いを再現したいと何度もテストをしてもらった。
    しかし今日の生産ラインの中では昔の登り窯と同じ味はやはり無理、という結果になった。
    なかなかむずかしいものである。

    プロフィール

    1944年群馬県高崎市生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業。
    資生堂宣伝部を経て、1971年に独立。’85年東京ADC最高賞、’91年毎日デザイン賞、’97年芸術選奨文部大臣新人賞。ニューヨーク近代美術館ポスターコンペ一席をはじめ多数の国際ポスターコンペで受賞。作品は国内外の美術館に所蔵されている。
    現在、JAGDA、AGI、日本デザインコミッティー、東京ADC、東京TDC各会員。多摩美術大学教授。

    2 柿右衛門様式 -乳白色の生地と優美な赤絵-

    赤を基調とする優美な色彩が特徴。この色彩を最大限に引き出しているのは、濁手とよばれる温かみのある乳白色の生地があるからこそ。余白を生かした非対称の日本画風の構図は日本独自のスタイルだといえます。染付けはなく、口縁に錆、上絵の赤、黄、緑、青、一部に金、まれに紫が使われている。

    柿右衛門様式

    吉澤美香
    コメント

    「光、風、稲妻」という自然界のエネルギーをモチーフにしました。
    いま私たちが柿右衛門とよんでいる伝統的な様式は、いろんな社会情勢の巡り合わせを背景に、17世紀半ばの20年ほどというごく短い期間に確立されたテクニックだったということであり、そこに強い時代のうねりとエネルギーを感じます。
    そしてその様式とは、青や緑の部分の縁取りは黒、赤の部分の縁取りは濃赤、といったそれほど複雑ではないいくつかの決まり事によるもので、それを踏襲すれば、なんと、それらしくなるのでありました。
    独特なのにこんなにシンプルであることがかっこいい。

    プロフィール

    東京生まれ。1984年多摩美術大学大学院修了。1982年より絵画作品を発表。ハラ・アニュアル、サンパウロ・ビエンナーレ、東京都現代美術館、セゾン現代美術館、岡崎市立美術博物館、アート土澤(岩手)などの企画展に出品。浜田病院壁画制作、版画出版、そのほか佐賀町エキジビットスペース、双ギャラリー、ギャラリーアートアンリミテッド、いわき市立美術館などにて個展多数。

    3 鍋島様式 -精緻を極めた究極の様式美-

    幅広の高台からしなやかにのびる流麗なライン。精緻を極め一線一画さえもおろそかにしない絵付け。計算しつくされた緻密な紋様。焼物づくりの全ての工程に妥協がなく、究極の美を追い求めた様式です。染付のみで構成されているものを「藍鍋島」染付と上絵の赤、黄、緑の三色を基調としたものを「色鍋島」といいます。

    鍋島様式

    橋正
    コメント

    現代の生活イメージを語る時、様式を踏襲することが何に結びつくのか。膨大な有田焼の名品を目の当たりにするにつけ、複雑な思いが過った。
    心掛けたのは、先達に学び、幾らかでも新鮮な切り口があれば挑戦すること。様式を形作る高台、凛と立ち上がる皿側面は力強く、空飛び交うツバメ、水面漂う椿をイメージした。色彩は鮮やかな色絵のそれよりも、少し渋めとなった。食材と相俟って、豊かな空間が生まれることを願うのみである。

    プロフィール

    1998年頃より財団法人中小企業総合研究機構の委嘱により、地域地場産業活性化事業に係る。主な事業、秩父ちぢみと銘仙(秩父地場産センター)、アイウェア(鯖江地場産センター)、有田焼(佐賀県窯業技術センター)、経産省中核人材育成事業インパナトーレ塾設立及び運営委員(一宮ファッションデザインセンター)、信楽焼(滋賀県窯業技術研究所)。
    織物及びプリント生地(八王子)、コンピュータジャガード機による織物(岐阜)、タオル(今治)。

    4 古伊万里様式(金襴手)-バロック・ロココ調との融合と絢爛豪華な元禄の美-

    海外向けと国内向けの二つの顔をもつ。海外向けは17〜18世紀ヨーロッパで愛好されたバロック・ロココの美と色絵磁器が融合し、洋風化、様式化された紋様と色使いが特徴。国内向けは絢爛豪華な元禄時代を反映し、金彩と赤絵など多彩な顔料を用い、空間をすべて紋様で埋め尽くすような、濃厚なものが多い。

    古伊万里様式

    永井一正
    コメント

    このシリーズは、伊万里・有田の系譜のひとつである金襴手古伊万里様式を踏まえながら、現代の焼物を製作するという試み。
    この様式はその名が示す通り金彩を使い絢爛豪華で江戸元禄のルネッサンスを彩った、バロック・ロココ的な焼物です。
    日本には「侘び」「寂び」といった簡素な美と、歌舞伎のような豪華絢爛な世界がある。この対照的な存在が日本の美の広さであると思う。
    近代デザインは過剰な美を排除してきたが、私は日本が元来もってきた絢爛としたエネルギーをデザインのなかに生かそうとしてきた。
    様式を伝承しながらも現代の生活の中で調和しながら息づくデザインを考えてみた。

    プロフィール

    1929年 大阪生まれ。
    1960年 日本デザインセンター創立に参加。現在最高顧問。
    ADC会員、AGI会員、日本デザインコミッティー会員、JAGDA特別顧問。
    毎日デザイン賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章、ワルシャワ、ブルノ、モスクワ、メキシコ、ヘルシンキ、スイス、香港等の国際展で最高賞を受賞。

    2011年3月23日(木)−4月18日(月)
    10:00−20:00 (最終日は17:00まで)
    松屋銀座 7階デザインギャラリー1953

    〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1
    tel.03-3567-1211 (松屋銀座代表)

    このページの先頭へ前のページに戻る


    facebook

    スタイルストアのfacebookページをチェック

    商品カテゴリーから探す

    ファッション
    インテリア雑貨
    家具・収納
    キッチン・食器
    ステーショナリー
    バス・ハウスキーピング
    ベビー・キッズ
    食品
    ギフト・引き出物
    こまものや七緒オンラインショップ
    • こまものや七緒オンラインショップ
    • COCOMOオリジナルカタログギフト
    • 台東ファッションザッカセレクション