会員登録 ログイン ショッピングカート
    さんの所持ポイント:0pt ログアウト ショッピングカート

    【OLJEI】そぎ落とした美しさを放つ、クールビューティーなジュエリー

    すぐれた建築やプロダクトのように見ていて気持ちいいジュエリーを作りたい

    アクセサリーは、ブランドの知名度ではなく、自分の感性で選びたい・・・。スタイルストアでは、そんな女性のための個性豊かなジュエリーを積極的に扱っています。今回訪ねたのは、東京・目黒にあるOLJEI(オルジェイ)の工房。繊細でありながら力強さもあわせ持つ、同ブランドのジュエリーは、つくり手の人柄をそのまま反映していました。

    ショールームに展示されたオルジェイの作品。線が細いため華奢(きゃしゃ)な印象を受けるが、手にすると金属の力強さを感じる(最上段・中段右上)。海外旅行が趣味という一戸さん。旅先で買い求めたショットグラスを工具のパーツ入れにしている(中段右下)。工房内には本格的な工作機械が並ぶ。個人でこれだけの機械を揃えている作家は珍しい(中段左・最下段)。

    ショールームに展示されたオルジェイの作品。線が細いため華奢(きゃしゃ)な印象を受けるが、手にすると金属の力強さを感じる(最上段・中段右上)。海外旅行が趣味という一戸さん。旅先で買い求めたショットグラスを工具のパーツ入れにしている(中段右下)。工房内には本格的な工作機械が並ぶ。個人でこれだけの機械を揃えている作家は珍しい(中段左・最下段)。

    手芸隙の母に影響を受けジュエリー作家の道を志す

     手芸を趣味としている女性の中には、「いつかクラフト作家になりたい」と密かに思っている人が少なくないのではないでしょうか。でも、こうも思っていませんか。「作品を売るだけで食べていけるのは、一部の才能のある人だけ」だと。
     確かにそうかもしれませんが、一戸和さん(32歳)のお話をうかがうと、一歩ずつ前に進めば、誰でも夢はかなえられる・・・そんな気がしてきます。
    「意思が強いというよりも、小心者だから段階を踏まないと不安なんです(笑)。だから、まずは専門学校に通って基礎を学んで、卒業したらメーカーで働いてプロの技を身につけよう。独立はそれからだと考えていました」
     一戸さんがジュエリー作家になることを決意したのは、短大の卒業を目前に控えたころ。アルバイトしていたジュエリーショップで、つくり手と話したり、指輪のサイズ直しの作業をしたりするうちに、「物を作ること」を仕事にしたいと思うようになったそうです。
    「手を動かすことが好きなのは母の影響かもしれません。とくに裁縫が得意で、私が着ていた洋服はほとんど母の手作りでした」
     帽子デザイナーを目指すことも考えたそうですが、金属のジュエリーは磨くほどきれいな光沢が生まれること、また、デザインから製作まで一人で関われることに魅力を感じ、ジュエリーの世界に飛び込むことに。専門学校を卒業した後は、都内のジュエラーへ就職。仕上げ(磨き)の仕事に1年間たずさわった後、ジュエリー作りの花形ともいえる原型作り(モデリング)の部署へ。
    「磨きの仕事は時間内に数をこなしながら、均一に仕上げることが求められます。原型作りは、デザイナーの意図をくんで、量産しやすい形に落とし込むのが仕事。磨きができなければ商品になりませんし、原型が作れなければ自分の思い描くジュエリーは作れません。厳しい会社でしたが、両方の仕事を経験できたことがいま役立っています」
     一戸さんが会社勤めにピリオドを打ったのは入社3年目のとき。その後、異業種のクリエーターと共同で個展を開催。そして、2006年9月に開催されたファッション見本市で「オルジェイ」を発表。26歳の若さで作家としての本格活動を開始します。

    オルジェイのジュエリーは繊細であるがゆえに製作には細心の注意を要する。金型から取り出しやリングを荒削りしたり(中段左上)、表面を機械で磨く作業(中段右)は、手元をあやまると怪我する恐れもあり、毎回が真剣勝負だ。目黒川沿いのビルの地下1階にあるアトリエ。不定期で個展を開催したり、マリッジリングの特注オーダーを受け付けている。(最下段)。

    オルジェイのジュエリーは繊細であるがゆえに製作には細心の注意を要する。金型から取り出しやリングを荒削りしたり(中段左上)、表面を機械で磨く作業(中段右)は、手元をあやまると怪我する恐れもあり、毎回が真剣勝負だ。目黒川沿いのビルの地下1階にあるアトリエ。不定期で個展を開催したり、マリッジリングの特注オーダーを受け付けている。(最下段)。

    自分が気持ちいいと思う形を金属の型を使って表現したい

     会社勤めの間、「毎晩プレッシャーにうちひしがれて自宅に帰っていた」という一戸さん。それでも夢をかなえるために、まっすぐ前に進んでいった姿は、作風とも重なります。無駄をそぎおとした繊細なフォルムは、遠目で見ると華奢ですが、身につけると男性的な力強さも感じます。まさに「クール」という表現がぴったりです。
    「モチーフにするのは、建築や美術館で見た絵画や旅先のホテルで見かけたドアノブなどいろいろです。自分の頭の中に残っている気持ちのいい形。それをミックスしてジュエリーにしていく、そんな感じでしょうか」
     オルジェイの研ぎ澄まされた造形美は、そんなつくり手の感性に加え、原型の製作方法にも由来しています。一般的なジュエリーは、原型をワックス(蝋)で作りますが、一戸さんは金属で原型を作ります。
    「ワックスで型を作ると柔らかい形になりがちです。私はシャープな形が好きなので、大変だけど金属で型を作っています。型そのものがなくて、金属を1点ずつ削ったり、曲げたりして作るアイテムも多いんですよ」
     無骨な機械をあやつり、金属の板を伸ばし、叩き、削る姿は、アーティストというよりは鍛冶職人のよう。ジュエリーの製作に何より根気が必要とされるわけがわかりました。そんな一戸さんが最近、力を入れているアイテムがあります。それはマリッジリングの特注製作。
    「結婚指輪は一生物。それだけに買うときは皆さん、気合いが入っています。そいう重みがあるものを作ることはやりがいがあるし、楽しい。普段は自分が気持ちいいと思う形を優先していますが、婚約指輪はつける人のライフスタイルを丹念に聞き出して、その人らしい形を提案しています」
     余談ですが、一戸さんの名前は、「和」と書いて「あい」と呼びます。ブランド名のオルジェイは、モンゴル語で「平和」という意味。つまり、ラブ&ピースがブランドに込められた思い。ミニマルな世界を探求する作家の内面は、厳しさだけでなく、女性らしい愛情でも満ちあふれていました。

    文・写真/フリーライター 菅村大全

    ボーダーライン
    一戸和
    クリエイター
    一戸和いちのへ・あい

    1979年東京都世田谷区生まれ。短大卒業後、宝飾の専門学校へ進学。ジュエリー製作の基礎を学んだ後、有名ブランドのOEMを手がけるジュエラーに入社。原型製作と仕上げを担当する。2006年、日本最大級のファッション展示会roomsで自らのブランドを発表。以来、シーズンごとに新作を発表している。現在、東京・中目黒にアトリエ兼ショールームを構える。

    つくり手からのメッセージ

    「きれいだな。心地いいな」と思えるものをずっと作り続けて行きたいのと、OLJEIのジュエリーを手にする人も同じようにそう思ってくれて、毎日の生活のスパイスになるような存在でありたいです。

    ブランド
    OLJEIオルジェイ

    ジュエリー作家の一戸和さんが2006年に設立。金属から作るシャープなフォルムのジュエリーを得意とする。代表作の「スクエアリング」や「オルジェイリング」は、直線だけで構成され、研ぎすまされた美しさを放つ。“クールビューティー”とも評される一連の作品は、中目黒にある工房で、1点1点手作業で仕上げられる。


    プロダクツ
    今回のご紹介アイテム

     一戸和さんをよく知る当店のバイヤー、三角園歩はオルジェイの魅力を次のように説きます。
    「一戸さんの作品は、どれもさりげない存在感があります。例えば、パールのリング。普通はコンサバティブな雰囲気になりやすいものですが、どちらかというとモード寄りなので、幅広い着こなしに合わせられます。三角形とか四角形とか、ほかであまり見かけない形もあるので、自分の価値観を持った女性にふさわしいジュエリーだと思います」
     現在、当店ではピアス、ネックレス、リングを中心に現在、約40アイテムを扱っていますが、ここで紹介するのは、当店がオルジェイに特注した次の2つのアイテム。
     ひとつめは、「ジュエルネックレス」。2010年に発表された本品は、18金の小さな金塊の表面に、宝石のカットラインを模した直線が刻んであるのが特徴。「オルジェイには明確なモチーフがあるジュエリーは少ないので、これは珍しい」と一戸さん。当店で扱うのは表面に小粋なダイヤモンドをあしらった特別品。センターではなく、あえて斜め上にダイヤを配してあるのは、つくり手の遊び心によるもの。
     ふたつめは、「MARUネックレス」。本品は、2011年に三角形や四角形の仲間とともに発表されたシリーズ品。中でもこの丸形は一番人気のアイテム。よく見ると、リングの表面に小さく輝くものが。通常モデルはダイヤモンドを埋め込んでいるそうですが、当店限定モデルでは、ブルーのサファイアを採用。10金で作られた本体とあいまって、さりげない存在感を主張します。
     どちらもペンダントトップの大きさは控えめなので、ビジネスから休日まで幅広いシーンで使えます。今年1年間、頑張った自分へのごほうびとしてみてはいかがでしょうか。


    ご紹介した商品の購入はこちらから

    ボーダーライン
     

    facebook

    スタイルストアのfacebookページをチェック

    商品カテゴリーから探す

    ファッション
    インテリア雑貨
    家具・収納
    キッチン・食器
    ステーショナリー
    バス・ハウスキーピング
    ベビー・キッズ
    食品
    ギフト・引き出物
    こまものや七緒オンラインショップ
    • こまものや七緒オンラインショップ
    • COCOMOオリジナルカタログギフト
    • 台東ファッションザッカセレクション