銅の流し排水栓カゴ 大 深型 ぬめりよさらば！排水口の掃除頻度を減らしてくれる、銅のカ

「靴に10円玉を入れておくと臭いがとれる」「花瓶の中に10円玉を沈めておくと水が腐りづらくなって花が長持ちする」、そんな豆知識を一度は聞いたことはありませんか？
これは銅には抗菌作用によるもの。素材が持つ抗菌効果で、菌が繁殖しづらくなるんですね。
こちらの銅の流し排水栓カゴは、その力を利用し、排水口を綺麗に保ってくれる優れモノです。

ぬめりと臭いを抑えて、お掃除が楽に

大 浅型

実際にしばらく使ってみると、はっきりと効果を感じました。
プラスチックのかごを使っていた時はすぐに発生していた、排水口（かごの下）のぬめりや黒カビが、なんと1カ月経ってもほとんどなく綺麗なまま。
その効果たるや、なんでもっと早く使わなかったんだろう・・・と後悔するほど。
排水口の掃除の頻度が少なくて済むだけでなく、かごそのものもぬめりづらく、野菜くずを捨てる時にヌルヌルしたかごを触るストレスも軽減されました。

雑菌が繁殖するとぬめりが出るだけではなく、悪臭にもつながります。
春〜夏にかけて特に気になる排水口の臭いも抑えられて、一石二鳥です。

そもそもぬめりは、排水口に残った食材カスなどから発生した雑菌が原因です。
その繁殖を防いでくれるのが、銅カゴから水に溶け出す銅イオン。

一般財団法人日本食品センター　JIS Z 2801：2012「抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌結果」5試験方法によるものです

しかもすごいのが、雑菌の繁殖を抑えるだけではなく除菌をしてくれるというところです。
どのくらい除菌ができているか、実験したのが上の画像。
日常的に存在する黄色ブドウ球菌、大腸菌を、銅の成分を入れたシャーレに塗布後、24時間後に観察した結果です。その除菌率は、なんと99.99％！

もちろんお使いの環境によって効果の具合は異なるとは思いますが、今よりも掃除の回数を減らしてくれることは間違いありません。

シンプルなつくりでお手入れも楽々

類似品として銅線を編んだ安価なものもありますが、こちらは銅板にパンチングで孔を開けた仕様です。
丈夫で変形しづらいだけでなく、入ったゴミをかきだす時や、スポンジで洗う時にもひっかかりがなく楽々。
小さな目のパンチングが全面に施されているため、小さなゴミをしっかりとらえながら水はけがよいのも特徴。無駄な凹凸などもないシンプルなデザインです。

右は、使用して2週間くらい経過した状態。全体的に色がくすんで、一部が黒くなっています。

抗菌に優れた銅製品ですが、使っていると酸化し十円玉のように黒ずんできます。これは銅の性質上避けられませんが、色が変わっても抗菌効果は変わりませんのでご安心ください。
黒ずみが気になる場合は、お酢と塩をおよそ1:1の割合で混ぜたものを塗り、15〜30分ほど放置した後、ブラシでこすりながら洗い流してください。銅の輝きが戻ってきますよ。

左から、小、大 浅型、大 深型

サイズは、「小」と、「大 浅型」「大 深型」の合計3種類。

標準で採用されているのは80mmか145mmですが、一部135mmなど異なる場合もあるそうです。

口径が約80mm―100mmであれば「小」を、約145mmであれば「大」をお選びください。
ほとんどのシンクはこれらのいずれかにあてはまると思いますが、念のため排水口のサイズを計測の上ご購入くださいませ。

持ち手は使わない場合外すこともできます

そのまま使っていただいても良いですし、もちろん排水口ネットと併用も可能です。
「大 浅型」「大 深型」には、取り出しやすいように持ち手がついています。

食べ物を扱う場所だからこそ、シンクは綺麗に保ちたいもの。
見えないところで掃除の手間やストレスを軽減してくれる、家事の強い味方です。