秋田杉の小判弁当 中(塗装あり) 無理なく続ける、曲げわっぱ生活

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無理なく続ける、曲げわっぱ生活

お弁当を作り始めてから、ずっと惹かれていた曲げわっぱ。「見た目がすてき」「白木はご飯が美味しいらしい」、「でもレンジに入れられない」「お手入れが不安」・・・と、メリットとデメリットを比較しては悩み続けて、もう数年。

そんなときにお話を伺う機会があったのが、秋田県大館で曲げわっぱを手掛ける「りょうび庵」でした。2017年設立のまだ新しいブランドですが、つくり手の成田敏美さんは、長く大館で曲げわっぱ作りをされており、「伝統工芸士」にも認定されている方。ベテランのつくり手が手がける、新進気鋭のブランドです。

白木か、塗装か

左:白木(無塗装) 右:ウレタン塗装 ※現在ウレタン塗装のみのお取り扱いです

曲げわっぱでよく聞く「余分な水分を適度に吸い取ってくれるため、ごはんが美味しい」というメリット。これは、塗装をしていない「白木の曲げわっぱ」の特徴です。
一方、ウレタン塗装をすると、残念ながら木が持つ調湿作用はあまり期待できません。その分、手入れが格段に楽。おかずの色移り・油染みやカビを気にせず、気楽に使うことができます。

「結局どっちがいいんですか?」とつくり手さんに聞くと、「白木は本当にご飯が美味しいけど、やっぱり手入れが大変。すぐに変色させてしまう方もいる。」とのこと。やっぱりどちらも一長一短。

仕切りが付属しています(弁当箱に対して斜めに入る仕様です)。

悩ましいので、実際に使ってみました。

無塗装は、確かにご飯がおいしい!ほんのりと杉のいい香りがして、水分量もちょうどいい。おひつで保管したご飯を食べた時のような感じでした。ただ、わたしの家はお弁当用には料理をせず、夕食の残り物や常備菜を詰めるスタイルなので、おかずによっては色移りが気になって詰められない、というのが気になったポイントでした。

一方のウレタン塗装。吸湿性についてはそんなに期待をしていなかったのですが、べちゃっとせず美味しく感じました。付属している仕切りが無塗装なのと、蓋が密閉状態にはならないため、プラスチックやタッパーなどの密閉容器に比べて、余計な水分が溜まりすぎないんだと思います。

お弁当作りに大切な「満足感」

でも実は、吸湿性の部分よりもわたしが一番いいなと思ったのは、詰めた時のかわいらしさ。えっ、結局見た目?と思われるかもしれませんが、実際はこれが一番のメリットだと感じました。

なぜなら、残り物を詰めるだけでも美味しそうに見えて、お弁当を作る一番のモチベーションになるから。色味のないおかずでも不思議と絵になります。
毎日面倒なお弁当づくり、仕上がりが美しく見えるだけで嬉しくなる。その満足感が何より曲げわっぱを選ぶ理由になるなと思いました。

端から順に詰めていくだけで自然といいバランスに仕上がります。

あと、実感したのは詰めやすさ。小判型は、横幅が狭いところ・広いところがあるので、ボリュームにあわせておかずを置く場所を選べるんですね。また、しっかりと高さがあるので、ボリュームのある唐揚げなども難なく入る。おかずが倒れてきて詰めにくかったり、なんとなく収まりが悪かったり、詰めにくいお弁当箱は今まで気づかないところで小さなストレスになっていたんだな、と思いました。

塗装がしてあってもテカッとした感じはなく、すべすべした木肌の心地よさはそのまま。色移りやお手入れも気にせず、気兼ねなく使えるのもうれしい。
というわけで、曲げわっぱはじめには「塗装あり」をおすすめしたいと思います。

サイズの選び方について

左:中 右:小

サイズは、約480mlが入る「小」と、約560mlが入る「中」の2種類です。昼食が少な目という方は「小」、普通くらいという方は「中」をお選びいただくのがいいかなと思います。高さがあるので、ごはんの詰め具合である程度量の調整は可能です。

小中どちらも150g以内と軽いのも嬉しいポイント。ほっそりとした小判型で鞄にも入れやすく、学校や会社への持ち歩きにも便利です。

ひとつひとつ手作りで

杉の柾目を薄く挽いて煮沸し、柔らかくして曲げ輪を作り、桜の皮で留める。りょうび庵でも、その仕事の9割は手仕事で行われています。工房の見学に来た人には、「今どきのこぎり使ってるんですか?!」と驚かれるんだそう。

ちなみに、安価な曲げわっぱも流通していますが、その違いは「作り方」と「素材」。繊細な技術が要されるため、きちんと作られていないものはすぐにバラバラになって壊れてしまったり、集成材が使われていたりするそうです。りょうび庵の曲げわっぱに使われているのは、板厚のある良質な秋田杉。伝統工芸品らしい美しい木目が目を惹きます。

お手入れ・使い方について

塗装をしてあるので、特に気を使う必要はありません。食器用洗剤で洗い、カラ拭き後、乾燥させてください。水に浸けっぱなしにはしないようにしてください。電子レンジ、食洗器はお使いいただけません。

熱いものを中に詰めるのはOK。ほかほかのご飯を入れた場合は、少し粗熱をとってから蓋をしてください。前の晩に詰めて、昼まで保管も問題ありません。
冷蔵庫に入れても大丈夫ですが曲げわっぱは完全密封ではないため、ご飯の乾燥を防ぐためにも「お弁当包みにくるんだまま」がおすすめです。

満足いくお弁当が作れた日は、昼までわくわくと過ごせます。蓋をとりざらのようにして使うこともできるので、行楽のシーズンにも活躍する一品です。

この商品には、
他のバリエーションもあります

この商品のえらび手

畠田 有香

スタイルストア バイヤー 畠田 有香 (ハタダ ユカ)

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

商品仕様 / 注意事項

■素材/原料 :秋田杉(ウレタン塗装) ※仕切りは無塗装
■サイズ :W185×D105×H65mm
■重量 :150g
■容量 :満水容量 約560ml
■原産国 :日本(秋田県大館)
■電子レンジ、食器洗い機ご使用不可
■仕切り付属
■天然素材を使用している為、実際の色、質感、サイズに多少の差があります。予めご了承下さい。
■ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
■ご使用後は食器用洗剤で洗って下さい。長時間水に浸したままは避けて下さい。
■付属の仕切りは、おかずを詰める際に弁当箱の中で倒れにくいよう、弁当箱の幅に対して長くなっており、斜めに入る仕様となっております。

※ラッピング対応ができない商品です。

選定理由

ずっと使える

高い機能性

優れたデザイン

エコ・健康

伝統的

希少価値が高い

つかい手の声

5
つかい手の声 件数:2
  • 投稿日:2020年12月14日

    女性ですが、大きさ的には中でちょうど良いくらいです。わっぱのおかげで、梅干しごはんプラスおかず3品くらいでも、映えるすてきなお弁当が出来上がります。お手入れも普通の食器用洗剤で洗えば良いので楽です。たくさん使うので、結果的にコスパの良いお買い物になりました。


    神奈川県 | 40代 | 女性 | うさぎ さん

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    人が参考になった

  • 投稿日:2020年1月27日

    長年の憧れだった曲げわっぱのお弁当箱、普通に洗剤で洗えるとのことで思い切って購入。
    中身が質素でも素敵に見えます(笑)
    ひとつ残念だったのは、仕切り板が紹介文の写真とは異なること。
    写真では中央に真っすぐ入っていますが、実際には斜めに入るようで、お店とのやりとりが何度か生じました。
    このコメントを記入時点でも写真が変わっていなかったため、注意が必要です。


    東京都 | 30代 | 女性 | 匿名 さん

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    2人が参考になった