matohuさんの2017AWコレクションで五泉の絹織物♪

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matohuさんの2017AWコレクションで五泉の絹織物・・オリジナルの紋塩瀬をお使いいただきました。

matohu(マトウ)さんについては、ブランドページをご覧ください。
http://www.matohu.com/

もしくは、ご紹介している記事などを読むと世界観がよく分かります!
http://www.gamo.co.jp/archives/gamo-news/matohu%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC-%E5%A0%80%E7%95%91-%E8%A3%95%E4%B9%8B%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%8F%E9%96%A2%E5%8F%A3%E7%9C%9F%E5%B8%8C%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93


最近だと、安倍首相がトランプ大統領を訪問した時に、安倍昭恵首相夫人が着用していた事でも有名ですね。
そんなすごいブランドに五泉の生地をお使いいただきました!!

コレクションの写真は勝手には掲載できませんので、紹介しているサイトのリンクを記載します!
草の葉柄の赤い長着です!
http://www.fashionsnap.com/collection/matohu/2017-18aw/gallery/index9.php
http://www.fashionsnap.com/collection/matohu/2017-18aw/

※コレクションではレッドのみでしたが、他にブラック、ブルーの3色でお納めしています。



私達は「工場」ですので、いかに工場の稼働を動かすかがテーマです。その為には、五泉の絹織物が和装以外にも使えないか!ということで、PremiumTextileJapanに出展。五泉の絹織物の新しい活路を模索していました。その中、matohuさんに声をかけて頂き、お使いいただくことができました。

使って頂いたのは「紋塩瀬(もんしおぜ)」という生地。通常は僧侶の衣として用いられている生地です。紋とは、地模様を織り込んだ生地のことでジャカード織機でおります。着物では紋意匠といっていますね。塩瀬とは、塩瀬羽二重ともいう平織組織なのですが、良く糸を太くししっかり打ち込むので、地厚な生地になります。

今回は、オリジナルでmatohuの関口さんが描いた柄を織り込んでいます!
紋のところは織組織が違うので、たて糸が多く浮く分だけ美しい光沢を発し、しなやかに揺れる草の縞柄が浮かび上がります。美しい!。お坊さんのまとっているものをイメージしてみてくください、(宗派によりますが)ギラギラとした光沢あるものをまとっていますよね。あんな感じの生地ですので、まさに光の野原で草が揺れ動いているような感じになります。

ちなみに、僧侶の衣(宗派によります)がなぜ美しいのか?というと、たて糸、よこ糸ともに無撚糸(撚りのかかっていない糸)をつかいます。通常、撚りのかかっている糸の方が、糸が束ねられることで織るときに切れずづらく・強度が増しますが、その分光沢感は落ちます。五泉では、「濡れ緯(ぬれよこ)」という、よこ糸を濡らすことで、糸を束ねて織っていきます。濡れたよこ糸がはいったとき、たて糸にも水分が入り糸が伸び、また筬打ちされたときにギュッとしまります。その為密度が高く、地しまりのよい染めた時に発色のよい生地となります。これが五泉の現代まで産地として残ってきてた伝統の技術です。


今回matohuさんのコレクションは増上寺で行われました。初めての試みということです。
僧侶がまとう絹織物が、matohuさんの新しいステージにご利用いただけたことに不思議な縁を感じ、大変感謝しています。

あとは、白生地の写真。反物の状態の紋塩瀬です。生地の表を内側にまいているので、しっとりとした雰囲気に。

これをほどくと、草の葉部分に輝きが。見る方向によって光沢が変わります。本当に縦縞が浮かび上がるような感覚です。




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白生地に、みらいをのせて。
株式会社 横正機業場(YOKOSHO)
URL : http://yokosho.co.jp
Facebook:https://www.facebook.com/yokosho.gosen

光のつばさ、ひとひら まとふ。
絽紗 (ROSHA)
URL : http://rosha.jp
Facebook:https://www.facebook.com/rosha.gosen/

日本の文化にふれるクリーナー
SILOK(シロク)
URL : http://silok.jp
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全国三大白生地産地として栄える五泉。良質な絹糸を丹念に操って織り上げる絹織物。200年余の間、大切に培われてきた五泉の伝統産業です。水清らかな繊維のまち五泉に伝わる『伝統の技術』と『織りの心』でお客様に感動の華を咲かせる白生地をつくります。
取扱:紗、絽、羽二重、塩瀬、綸子、襟、等

Web : http://yokosho.co.jp

横野 弘征
つくり手
横野 弘征
よこの ひろゆき
プロフィール
㈱横正機業場(YOKOSHO)専務取締役。新潟県五泉市で絹織物白生地製造を行っています。2013年に36歳でシステムエンジニアから兄と共に家業を継承するため転職。『伝統継承と革新への挑戦』がテーマ。製品(素材)の素晴らしさはもちろん、「100年企業」として培ってきた歴史を支えた職人さんこそが最大の商品として魅力を発信していきます。経済産業省認定 ITストラテジスト取得。