オーク材について

先日新しく発売した 小さなスツール「ペティー」。

http://stylestore.jp/item/AF186-00-0000-A305/

こちらの商品は、ホワイトオークという材を使用しています。

 

 


 

オークといってもいろいろな種類がありますが、

日本では落葉広葉樹の 楢 (ナラ) と訳されています。

 

北米、ヨーロッパ、ロシア、日本など、各地で様々なオークが採れ、

古くから人間の生活になじみのある樹です。

 

ファンタジー小説がお好きな方は、オークと聞くと、

筋骨隆々とした小柄の戦う種族を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ヨーロッパでは、力の宿る木 という感覚があるのかもしれませんね。

 

そんなオークですが、

家具以外にも、醸造用の樽として使われてるのが有名ですね。

ワインやウィスキー、バーボンなど、

長期熟成させるお酒には、ナラに含まれるタンニンの成分が

活かされているということです。

 

樽の種類、良し悪しによって、お酒の色や風味、香りに違いがでるのだそうで、

こだわりの醸造所は樽探しに奔走するのだとか。

 

オークは確かにタンニンを多く含みますので、

例えば、家具の場合は、長く使っていくと、人の手が良く触れるところなどは

汗が反応して色が変色したりすることもあります。

ヨーロッパの古いアンティーク家具で、使い込まれたオークの椅子など、

黒く艶っぽく、いい色になっていたりしますよね。

それも、オークの持つ特徴の一つだと思います。

 

個人的な印象ですが、オークの家具は

使い込むほどに味が増していく感覚があります。

密度が高く、丈夫な樹種ですので、強度面でも安心感がありますし、

木目の美しさや、木肌の触り心地も、長く付き合っていきたいと

思わせてくれる木材です。

 

艶っぽいアンティークになるまでには長い年月がかかりますが、

自分が使って育てていく家具、そんな感覚を持たせてくれる

木材ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 


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うたたねは木の温もりを大切にした、生活道具を作っています。

杉島 郁子
つくり手
杉島 郁子
すぎしま ふみこ
プロフィール
うたたねは、大阪を拠点に活動するプロダクトブランドです。オリジナリティーのある木製家具やインテリア小物を、デザイン、製作、販売まで一貫して行い、産み出しています。「手を動かして考える」、「コミュニケーションを大切にする」そんなうたたねの活動をスタッフの杉島がご紹介します。
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